白ゆき姫殺人事件 ★★★☆☆
こんばんは。働く女子、略して働女です。
yeah
私事ですが。
読書の夏がキテマス。
(本当は、私事ですが〜の後は、結婚しますと言いたい)
今日は、
白ゆき殺人事件 by湊かなえ
について徒然なるままに。
以下ネタバレ注意。
さて。これまた私事ですが..
本を目的買いすることはなく、表紙or1ページ目or裏のサマリor本屋さんのPOP
でいつも購入しています。
白ゆき〜は
表紙の井上真央ちゃんが目に止まり、
告白を書いた湊かなえさんの本は面白いかも。
という単純思考で購入。
湊かなえさん、やっぱ読みやすい。
サスペンスは加速するまでの我慢ができず、嫌煙しがちだったのですが、とっても読みやすい。とっとこハム太郎。
(逆にサスペンス好きには物足りないかも)
あらすじは、、
ある日化粧品会社の美人社員が殺される。その事件を追っている週刊誌の記者が、真相にたどり着くため関係人物にインタビューをしていく。浮かび上がる犯人、SNSでの波紋。果たして犯人は。
ってなかんじ。
何が面白いかと言うと。
本という概念を捨てていること。
1ページ目から最終ページまでが物語になっていない。
まるで、自分が記者かのように読み進められる臨場感。
具体的に言うと、
本の後半は参考資料として、その時の新聞記事、雑誌記事、SNSでのやりとりナドナドが
載ってる。
つまり、本を読み進めながら、参考資料資料と照らし合わせつつ、ストーリーを自分の中で推理しながら進めていける。
嗚呼、斬新。
最初、参考資料に気がつかないで読んでた私。もうっばか!
さらに、面白いのは
人間の特性をうまく表現してるとこ。
人の頭の中で勝手に広がっていく妄想やバイヤスによる弊害。
それによって起こる負の連鎖。
人って怖いよね。
信じてたはずなのに。
信じてくれると思ってたのに。
うーん。深い。
ふかいぃぃぃ!!!
でも、
結構ライトだったので★は3つです。
個人的にサスペンスならではの、大どんでん返しはあまりなかったと思う。
物事を一面ではなく多面で見れる大人になりたいと思った一冊でした。
働女。